3明日
第三話「夜は更ける」
「あっ ギルちゃん! こっちこっち」
ロビーに着くとフランシスがコーヒーを淹れていた。
「お疲れ様 これ飲んでね~」
「ああ ありがとよ」
「大丈夫だった?菊ちゃん」
「おう 全然起きなかったぜ お前の方はどうなんだ?」
「いつもは菊ちゃんだけ部屋に連れて行ってアーサーは放置するんだけど、ギルちゃんがやってくれたからね 部屋で寝てるよ」
「にしても 菊ってどんな悪いことしてこんな家に住んでやがるんだ?」
「もうっ お金持ちがみんな悪いことしてお金稼いでるなんていつまで思ってるのさ」
フランシスはため息交じりに苦笑して言った。
「まあ あの子はね今は天涯孤独なわけよ この屋敷は親戚から受け継いだ遺産らしいしね」
「この屋敷がねえ・・・ お前は菊とどこで知り合ったんだ?」
「ん~ 近くのBARで働いてたんだけど菊ちゃんが是非ともうちにって引き抜かれたの」
「引き抜きって事はあいつもBARやってるのか?」
菊の小柄な体でバーテンダーが出来るのかと思ったが・・・
「駅前に大きなツインタワーがあるのって見た?」
「えっ ああ見たぜ すんげ~デカかったな」
ここにつく前の電車からは2つぐらい前の駅から見えててたタワーのことだなと記憶を振り替えってみる。
「でね菊ちゃんはそこのタワーのオーナーなの」
「えっ・・・ まじか・・・?」
「それでね、その中にあるホテル「Une dame」の総支配人でもあるの」
「うお・・・ という事はあいつ金持ちなんだな」
「うん この家の固定資産税だってバカにならないしね~ 前にこの家を管理してた人もそういう事業とかを起こして支払ってたっていうしね」
「は~ すげー奴もいるもんだな~ 俺なんて明日からの職にも困ってるっていうのによ」
俺はヴェストに言われるがままにここに来たので仕事もこっちで見つければいいと思ってるからだ。
「えっ 菊ちゃんから聞いてないの?」
「何をだ?」
「就職の事 この家は菊ちゃんの所に就職してるのが前提なの だからギルちゃんも菊ちゃんの所で働くことになるのさ」
「はぁ? どういう意味だよ」
俺は明日からハローワークにでも通おうかと思っていたところなのだが・・・
「だからぁ ここに住んでるのは菊ちゃんのところの人だけだからギルちゃんがここに住むということは必然的に菊ちゃんのところで働くことになるわけ 分かった?」
「ていうかちゃん付けやめろよ 俺にはそんな話分からなねえぜ」
「詳しい事情は菊ちゃんに聞いてね 俺はここの仕組みしか知らないから」
そんなことを言ってフランシスは部屋に戻っていった。まだアイツが淹れたコーヒーが残っていたから全部飲み干してから俺も自室に戻っていった。
「あっ ギルちゃん! こっちこっち」
ロビーに着くとフランシスがコーヒーを淹れていた。
「お疲れ様 これ飲んでね~」
「ああ ありがとよ」
「大丈夫だった?菊ちゃん」
「おう 全然起きなかったぜ お前の方はどうなんだ?」
「いつもは菊ちゃんだけ部屋に連れて行ってアーサーは放置するんだけど、ギルちゃんがやってくれたからね 部屋で寝てるよ」
「にしても 菊ってどんな悪いことしてこんな家に住んでやがるんだ?」
「もうっ お金持ちがみんな悪いことしてお金稼いでるなんていつまで思ってるのさ」
フランシスはため息交じりに苦笑して言った。
「まあ あの子はね今は天涯孤独なわけよ この屋敷は親戚から受け継いだ遺産らしいしね」
「この屋敷がねえ・・・ お前は菊とどこで知り合ったんだ?」
「ん~ 近くのBARで働いてたんだけど菊ちゃんが是非ともうちにって引き抜かれたの」
「引き抜きって事はあいつもBARやってるのか?」
菊の小柄な体でバーテンダーが出来るのかと思ったが・・・
「駅前に大きなツインタワーがあるのって見た?」
「えっ ああ見たぜ すんげ~デカかったな」
ここにつく前の電車からは2つぐらい前の駅から見えててたタワーのことだなと記憶を振り替えってみる。
「でね菊ちゃんはそこのタワーのオーナーなの」
「えっ・・・ まじか・・・?」
「それでね、その中にあるホテル「Une dame」の総支配人でもあるの」
「うお・・・ という事はあいつ金持ちなんだな」
「うん この家の固定資産税だってバカにならないしね~ 前にこの家を管理してた人もそういう事業とかを起こして支払ってたっていうしね」
「は~ すげー奴もいるもんだな~ 俺なんて明日からの職にも困ってるっていうのによ」
俺はヴェストに言われるがままにここに来たので仕事もこっちで見つければいいと思ってるからだ。
「えっ 菊ちゃんから聞いてないの?」
「何をだ?」
「就職の事 この家は菊ちゃんの所に就職してるのが前提なの だからギルちゃんも菊ちゃんの所で働くことになるのさ」
「はぁ? どういう意味だよ」
俺は明日からハローワークにでも通おうかと思っていたところなのだが・・・
「だからぁ ここに住んでるのは菊ちゃんのところの人だけだからギルちゃんがここに住むということは必然的に菊ちゃんのところで働くことになるわけ 分かった?」
「ていうかちゃん付けやめろよ 俺にはそんな話分からなねえぜ」
「詳しい事情は菊ちゃんに聞いてね 俺はここの仕組みしか知らないから」
そんなことを言ってフランシスは部屋に戻っていった。まだアイツが淹れたコーヒーが残っていたから全部飲み干してから俺も自室に戻っていった。
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